【artwork】『マイマイ新子と千年の魔法』
第10回 キャラクター設定(6)

 新子達が空想する平安時代の周防の国の人々・第2弾。当時の服飾へのスタッフのこだわりがうかがえる参考設定の数々。『マイマイ新子』は、こうした執拗な考証が画面の隅々に活かされている。
 以上でキャラクター設定の紹介は終了。この作品の多層的な構造が、設定からも伝わってきたのではないだろうか。

●清原元輔
67歳で周防守に叙官された、陽気な歌人。朝廷の命により周防国府へ下向する。元輔は烏帽子の下がツルっぱげだったことが書物に書き残されている。(声・塚田正昭)


●諾子の乳母
京から随行してきたロッテンマイヤー女史。当然のことながら、当時の女官はおばさんであっても十二単姿だ。(声・世弥きくよ)


●多々良権周防介
京から派遣された国の守は名目だけのもの。実権を持つのは、昔から周防の地を統べる地方豪族だ。多々良はその筆頭的存在。多々良氏の祖先は、はるかな昔、流れ星を追ってこの地にたどり着いた。この流星は、山口県下松市に実際に降ったとされている。(声・小山剛志)


●平安時代の服装参考






【artwork】『マイマイ新子と千年の魔法』第11回へつづく

●『マイマイ新子と千年の魔法』公式サイト
http://www.mai-mai.jp

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