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第20回 ゴリラは憧れ
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なんで今さら「キングコング」なんですかね！ これだけ本や、動物ドキュメンタリー等で、ゴリラの暮らしぶりが紹介されているのに、いまだに怪物扱いですか。本当に腹が立つ。ゴリラの事が好きな人なら、絶対に撮らないでしょうね。「キングコング」なんて。
類人猿のゴリラ、オランウータン、ボノボ、チンパンジー、テナガザルなんて人間とどれだけ違うんですかね。少なくとも感情面では、ほとんど変わらないでしょう。彼らは人類の兄弟だと思いますよ。
中でも好きなのはゴリラ！ なんと言っても美しいんですから。
テナガザルは、手が長すぎ。それに和名ではサルってつくからサルっぽいですよね。チンパンジーは殺し好きで肉好きですからね。戦争してますからね。人間に似すぎていて、悪い冗談みたいだし。ボノボはあまりにも性的すぎて見ていたくない。それならＡＶ観てたい。オランウータンはお世辞にもカッコイイとは言えないし。だからゴリラですな。
とにかく美しいんですよ。顔も、体つきも、指先も。
ＴＶで観た映像で、葉っぱにとまった虫を指でつついて、それを眺めて楽しんでいるところなんて、生まれ変われるならゴリラがいいと思っちゃいますね。サイでもイイけど。
そのゴリラも密猟ですよ。殺人と言ってもいいくらいです。考えると、暗い気持ちになります。
まあ、人間が人間を殺す異常が、正常な世界では、ゴリラも殺されるしかないんでしょうけど。オソロシイです。
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●失楽園
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キリスト教徒じゃないですけど、イメージとしてはオモシロイですよね。アダムとイブを追い出す神の姿はゴリラなんじゃないかなあ。進化論からすると。
（１）は上下逆さまにして描きました。（２）は左手で描いてます。
■第21回へ続く
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