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『新世紀エヴァンゲリオン劇場版[シト新生]』

[あらすじ]
『DEATH』渚カヲルは自らの死を望んだ。その18ヶ月前、長野県第2新東京市第三中学校講堂に、楽器を携えた少年と2人の少女がやってくる。彼らの演奏とともにEVAと使徒の戦い、シンジ達のドラマが錯綜していく。『REBIRTH』最後の使徒・渚カヲルは死んだ。ゼーレは初号機を使って人類補完計画を遂行する事を命じるが、ゲンドウはそれを拒む。ネルフ本部施設を直接占拠するため、ゼーレは戦略自衛隊を投入する。

[解説]
『エヴァ』ブームの最中に公開された劇場版第1作。TV版の第壱話から第弐拾四話の総集編である『DEATH』と、第弐拾伍話のリメイクである第25話の前半部分に相当する『REBIRTH』の2本から成る。『DEATH』はTV版をシャッフルし、そのエキセントリックさを強調した構成。未見の観客に内容を紹介するような分かりやすい総集編ではない。『DEATH』のためにリメイクしたカット、初めて公開されたシーンもある。

[公開データ]
劇場作品 1997年3月15日公開
(1998年3月7日より、『REVIVAL OF EVANGELION』が公開)

[備考]当初『REBIRTH』は第弐拾伍話と最終話のリメイクになるとアナウンスされていたが、諸般の事情で第25話の途中までの内容となった。第25話後半と第26話は、同年夏公開の『THE END OF EVANGELION』まで持ち越しとなった。
 本作のタイトルは『DEATH AND REBIRTH』、あるいは『シト新生』とも呼ばれているが、本編画面上では『EVANGELION :DEATH』『EVANGELION :REBIRTH』『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』と表示されるのみ。
 『DEATH』は劇場公開後に2度手を入れられており、計3バージョンが存在する。すなわち、最初の『DEATH』、WOWOWで放映された『DEATH(TRUE)』、「第25話 Air」と「第26話 まごころを、君に」と共に『REVIVAL OF EVANGELION』のタイトルで上映された『DEATH(TRUE)^2』だ(^2は階乗記号)。ソフト化された『DEATH」は全て最終バージョンの『DEATH(TRUE)^2』である。

[スタッフデータ]
●『EVANGELION :DEATH』スタッフデータ詳細
●『EVANGELION :REBIRTH』スタッフデータ詳細

[DVD情報]
「THE FEATURE FILM NEON GENESIS EVANGELION」(『DEATH(TRUE)^2』と「第25話 Air」「第26話 まごころを、君に」を収録)
発売元:キングレコード
[Amazon]

(06.05.12)

 
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編集・著作:スタジオ雄  協力: スタイル
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