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COLUMN
板垣伸のいきあたりバッタリ! 第36回
『D.M.C』情報 最終回
〜戻って来ました!

 いやー、短い間でしたがアニメ『Devil May Cry』、終わりましたねえ〜って感慨というわけで、先週・先々週は役者さん特集だったので、今回はメイン・スタッフ特集で締めましょう……と思ったのですが、今さらココで「ありがとうございました!」と1人1人にお礼を書いててはキリがないほど大勢の方たちに助けられたので、今回は一気に!

 オリジナルの話を上手くまとめてくださった井上敏樹様はじめライターの皆様!
 重厚で濃厚でカッコよく美しいキャラを描いてくださった阿部恒様!
 ユニークな悪魔デザインと攻撃のアイデアは箕輪豊様!
 実に緻密で精密な銃・メカ・小物類はまとめて木村雅広様!
 手に負えない話数はこの人――川村賢一様!!
 バイクや背動など、作画や背景より素晴らしい3DCGを作って下さった井野元様+ORANGE様!!
 限界ギリギリ超極厚な処理と戦った太田様・神田様はじめ撮影スタッフの皆様!
 凶悪な2号影・ハイライトに立ち向かった児玉様はじめ仕上げスタッフの皆様!(あ、2号影・ハイライトの苦労は演出・作監・原動画、皆様同じでしたね〜)
 どー見ても解読不能なコン撮・線撮で本当に素晴らしい“音”をつけてくださった、中嶋様・三間様・倉橋様をはじめ、音響スタッフの皆様!
 忘れちゃいけないのが、朝から晩まで走りまわってくれた制作部の皆様!(特に制作デスク溝口様がいなかったら、間違いなくこの作品は落ちてました!!)
 ところ構わず相談にのっていただきましたね、CAPCOM小林様!
 他、伊平様、片桐様、里見様、はじめプロデューサーの皆様!

 ――そして何より、この企画を振ってくださった丸山正雄様!!


 ――今度は、2号影・ハイライトのない、線が少ない国のバリバリ動かし系作画祭り! の『Devil May Cry』やりたいですね〜。例えばこんな感じで――


 (注・もちろん、こんな続編の企画はありません!!!)

板垣的・『D.M.C』情報 ――


 ――まあ、んなわけで、またガイナックスに戻ってきたわけです。
 『この醜』『Re:ハニー』『トップ2!』の後、『砂ぼ』『黒猫』やりにゴンゾ行って、またガイナに戻って『グレン〜』やった後、『Devil〜』やりにマッド行って、またまたガイナ……。
 家、近いんですよね〜。いや、もちろん仕事ですよ、仕事! 今回は『グレン〜』のグロス(下請け)をやってくれた会社に“恩返ししたい!”(白石談)って事で、自分がコンテ・演出やるというわけです。ま、次の監督までちょっと間が空きそうだったし、ガイナは家から近いので……。

 そーいう経緯で、今週からはまたガイナックスでこのコラムを書(描)いてます。


 う〜ん。この原稿の事をいつも勢いで“コラム”と言ってしまうんですが、これは本当に“コラム”ってものなのでしょうか……?
 最近ちょくちょく、この連載に関しての突っ込みをいろいろな方からされるんです。そりゃあ、かなり特定の種類のアニメーターや監督を指して批判してるようにとれる事も書(描)いたし、無理もないでしょう。しかも、誰も知りたくもない自分監督作の制作話を何週にもわたって書(描)いたりね(前にも言ったけど、他人の作品の制作現場なんて書(描)けないわなぁ……)。ま、いろいろ語っていただいて結構です。
 でも、この連載で言いたい真意は――



(07.09.27)

 
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