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アニメ本・聞いた・見た・買った(32)
グレンラガンと攻殻機動隊


 今回も『天元突破グレンラガン』の話題から。
 劇場版制作が発表され、原画集も発売とまだまだ書籍関係も熱い展開が続きそうな『グレンラガン』だが、待望の1冊が登場する。18日に刊行の「天元突破グレンラガン FINAL DRILL 最終発動完了編」(小学館)だ。1〜2部を収録した「基礎工事編」に続き、今回は3〜4部を扱う。前巻は「アニメ誌がやらねえなら俺がやる!」のキャッチコピーで一部に物議を醸したが(笑)、今回はどんな中身でぶちかましてくれるのか。公式ブログによれば、前回の1.5倍の物量というから、情報量だけでも凄そうだ。
 小学館からはさらに、「映画ドラえ本」が今年も登場する。ここのところ充実した内容の本を毎年刊行している劇場『ドラえもん』だけに、今回も期待大。『緑の巨人伝』観て抱いた疑問もこの本を読めば解けるかも。「映画ドラえ本 『のび太と緑の巨人伝』公式ファンブック」は、19日刊行予定。
 以前から予告されていた「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX原画集」が27日にいよいよ発売になるようだ。版元はProduction I.Gの関連会社のマッグガーデン。これまで原画集を出したことはなかったはずだが、どんなつくりになるのか、どんな原画が収載されているのか、気になるところだ。『攻殻機動隊』といえば、紹介する機会がなかったが、最近、出し直しされた士郎正宗の「攻殻機動隊1.5HUMAN ERROR PROCESSER」(講談社)には、新たに士郎自身が用意した『STAND ALONE COMPLEX』のアニメ用のプロットがかなりの分量収録されている。すでに目を通された方も多いだろうが、念のため。
 先月、辻真先の「ぼくたちのアニメ史」を出した岩波ジュニア新書から、今度は鈴木伸一の「アニメが世界をつなぐ」が刊行。鈴木伸一は“ラーメンの小池さん”のモデルとして必ず紹介されるアニメーション作家で、現在は杉並アニメーションミュージアムの館長を務めている。どんな内容なのか、興味津々。21日刊行。
 ここで紹介した本は刊行済みのものを除き、タイトル、発売日ともすべて予定で、変更される可能性がある。購入する際には、店頭などで現物を確認してほしい。そのほかの本の予定はこちら。(B)


(08.03.14)

 
 
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