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アニメ本・聞いた・見た・買った(8)
手塚治虫と『攻殻機動隊』


 3月後半は特にアニメ関連書が目白押し! 駆け足で紹介しよう。
 まず、そろそろ店頭に並んでいるはずなのが、「BSアニメ夜話Vol.4 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」(キネマ旬報社)。「BSアニメ夜話」のムックは再取材などもあって、なかなかの充実ぶりなのでチェックしたいところ。
 東浩紀編著「コンテンツの思想 アニメ・マンガ・ライトノベル」(青土社)は、東浩紀と各界の人達との対談集。アニメ関係では、神山健治、新海誠が対談相手として登場している。20日頃の発売。
 「伝説巨神イデオン 完全設定資料集」(一迅社)は富野由悠季、湖川友謙のインタビューはもとより、元OUT編集長の大徳哲雄、あの「明るいイデオン」の『アジバ3』を制作した知吹愛弓の証言も掲載されるそうだ。26日頃の発売。
 アニメ・マンガの評論に力を入れている、NTT出版からは「アニメ作家としての手塚治虫」が登場。著者は「アニメーション入門」(平凡社新書)の津堅信之。TVアニメ草創期の虫プロや、その後のアニメーション作家としての活躍など、多岐にわたって取り上げているようだ。27日頃の発売。発売が延びて同時期刊行になりそうな、うしおそうじの「手塚治虫とボク」(草思社)と合わせて読みたい。
 「妖怪人間ベム大全」(双葉社)はダイナミックプロの関連編集プロダクションである、不知火プロの編集によるもの。「当時の関係者の証言」も収録されるというのが気になる。これも27日頃の発売予定。
 同じく27日発売なのが、「トップをねらえ2! 完全読本」(メディアワークス)。『トップをねらえ2!』を誌面でフォローしてきた「電撃ホビーマガジン」編集部の編集だけに、濃厚な記事が期待できそうだ。
 「後藤隆幸画集 Gの旋律」(エンターブレイン)は“Production I.G 20th Anniversary”と銘打たれている。『ジリオン』から『攻殻機動隊』までを網羅するという。29日発売予定。
 その『攻殻』関連書が2冊。「攻殻機動隊SACアルティメットアーカイブ」(徳間書店)は、ロマンアルバムの1冊で、「全てのシリーズを総括したコンプリートブック」という。末日の発売。以前にも紹介したが、宝島社の別冊宝島からは「僕たちの好きな攻殻機動隊」が下旬に発売予定。
 男性にも評判の高いTVアニメ『金色のコルダ』もいよいよ最終回。下旬発売の「金色のコルダ〜primo passo〜キャストアンサンブル」(コーエー)は、タイトルどおり、キャストについての本。
 その他の本や、詳細などは予定表を参照してほしい。また、ここで書いた情報はあくまで予定なので、購入に際しては、実際に店頭で確かめてもらいたい。(B)


(07.03.16)

 
 
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